
Words: Ho_ly Music: Ho_ly, HARA(SPROCKET)
SPECIAL THANKS: SPROCKET
ウソみたいな世の中になってしまった
バカみたいに使っては捨てていくんだろう
それでも生きていく
意味なんて探しても苦しいだけ
気味悪いね 他人が押し付けた価値観さえ
鵜呑みにしている
誰もが幸せを求めたら 素敵な世界はできたの?
僕はわからない
キャンディみたいな 甘い時間は
思うより長くなくて 溶けてしまう
少し残った スイートなフレイバー感じながら
音を描くよ 夜を泳ぐよ
たった一人でも深く感じてくれたなら 僕はたぶん
泣くと思うよ
キャンディみたいな 甘い時間を
逃したくなくて イメージを手繰り寄せる
壊したら また組み直して 苦しみながら
音をつむぐよ
スティングみたいには歌えないけど もがきながら
心を砕くよ 夜を捧ぐよ
↓ 音源
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元々、私のバンド「SPROCKET」のドラム担当、 HARA 氏がイントロのアイデアだけ作って持ってきたのがスタートなんですが、ある程度までアレンジを作ったところでその続きが浮かばなくなっちゃって、長い間寝かせてあったんです。
そのときは今みたいな6/8じゃなくて、普通に8ビートでした。しかもイントロのコードも微妙に変えちゃってるのでほとんど原型が残ってないんですけどね 笑
当初はバンドで演奏することが頭のどこかにあったようで、表現に幅がないというか、物理的な制限が発生してしまっていたんです。バンドでやってる頃は、再現可能かどうかは考えないように曲をつくろうと思っていたんですが、今思うと無意識にそういう制限をかけてしまっていたように思います。
ソロでやり始めてしばらくして昔のアイデアとかを聴いていたら、この曲があったのを思い出して、やっぱりこの曲やりたいなと思ったんですよ。
6/8にしようと思ったのは、確か Logic のループ素材を徘徊していたときでした。イントロで使っているループ素材が耳に引っかかったのがきっかけだったと思います。
でも実際に8ビートのものを6/8にするとものすごい違和感があって、かなり試行錯誤しました。
結局、イントロのコードを変えたり、全体的に80’s を意識したアレンジにすることでバッチリ合ったんですよね。
私の場合、仮の曲名として単純な単語を使うことが多くて、結局その名前のままリリースすることもよくあるんですが、この曲もそのパターンになりました。
6/8にする際に、なんとなく candy と名前をつけていたら、歌詞もちょうどぴったりの展開ができて、そのまま candy という名前でやっています。
曲にしてもなんにしても、コンテンツって「消費されていく」時代になってきて、自分も消費している一人なんですが、そこに寂しさや悲しさがあるなーと思っていて、こんな時代になったのはなぜなんだろうと思ったときに、でもその旨味を享受している自分もいて、その矛盾を埋めるために自分は「コンテンツ」にならないものをつくっていきたい、そんな雰囲気で歌詞をつくったと思います。
でも、50代となって自分のピークはとうに過ぎているのかもしれない、キャンディを口に頬張って一番あまくておいしい時間はすぐ過ぎてしまうけど、それが過ぎた今だからこそ、つくれるものがあるんじゃないかと思うんですね。
そんな思いが入った歌です。説明が難しくて思ってることがうまく表現できないんですが。
